というわけで第1部「データからみるrichBridge編」について書きます。

本記事のゴールはあくまで、「究極のrichBridge日記の作り方をまとめる事にありますが、その前に現状をデータから眺めていきます。

アクセス解析結果を元にグラフを作ったりして見やすくしたつもりです。

そして第一部の最後に相関分析と多変量解析の重回帰分析を行い、

・皆さんの記事タイトルと内容の文字数記事の人気ぶりにどの様な影響があるのか?

について述べます。

 

【重要】 「重回帰分析」「相関分析」といった言葉を検索してこの記事にたどり着いてしまった学生の方へ

本記事は全てフィクションのデタラメです。F値、決定係数共に完全OUTなものを載せています。読めばわかると思いますが、絶対に卒論に使わないで下さい。

 

■釣りタイトルにしよう

まずはこの記事のトップ画像を見て下さい。こちらは、ブログトップページ上のどの場所へクリックが集中するかを視覚化したものです。

視覚化にはこちらを使わせて頂きました。(Introducing In-Page Analytics: Visual context for your Analytics data)

<<<の順にクリック数が多い事を示しており、それぞれのページクリック数の全体の割合がパーセンテージで表示されています。

 

ヘッダー部分

個別に見て行きましょう。

こちらはサイトのヘッダーと呼ばれている部分です。通常はサイトのタイトルやメニューなどが並んでいます。

これを見ると「Blog」が全体の15%を占めています。要するに、100回このページをみたら、大体15回くらいは「Blog」をクリックしている事になります。他にはちくわんロゴや、サイトのタイトル「richBridge」を押してます。そこから飛ぶページはTOPと同じrichbridge.orgです。

 

インデックス部分

続いて右サイドバーとインデックス部分です。

サイドバー下部の「Popular Posts(人気記事)」にアクセスが多く集まっている事がわかります(0.5%以下は非表示にしてますので)。

このPopular Postsは、ブログ開設以降の累計アクセス数の順番を元にしており、今回の視覚化に用いた数値は最近2週間のアクセス数を使用しています。

そこで不思議なことにPopular postsでは第1位の「rB wallpaper」よりも、3番目にある「rB2012新年会」の方が約3倍クリック数が多いのです。普通、人気記事ランキングなるものがあったら一番人気のものから見てくのに、なぜこうなるのでしょう?

これは、「順位よりも釣りタイトルを人は見ている」事が主な要因だと考えられます。

rB2012新年会」というタイトルからは、新年会の模様を想像し、画像がある事を期待してアクセスしているものと考えられます。通常、ウェブサイトは顔写真があるコーナーを真っ先に見るものです。このサイト全体ではMembersページがアクセス数が毎度トップ3に入っている事からも、過去に企業サイトを作成した時にいつもアクセス数トップは社員紹介ページだった事からも、この仮説は説得力十分だと思ってます。

2.6%という人気記事、「嬉しくて嬉しくて震える」は、妙に何が嬉しくて震えてるのか釣られますよね?

逆に0.8%と少ない「rB Cycling(自転車部)」からは、どんな内容なのかなーって大体予想が付いてしまい釣られにくいのです。

Recent postsでも、shirohideの「笑ってはいけない美術展」とタイトルからして釣ってますよね。そしてnakamikaの「Movie & Photos」も、釣りでは無いですが、タイトルから間違いなくムービーや画像がある事を期待して人はアクセスするのです。

というわけで、タイトルは多少大げさに、内容が追いついてなくとも魅力的なものにしましょう。

この記事名「richBridgeの真実」も、別に真実でも何でもないただのアクセスレポートなのに、釣りタイトルと釣り画像のレインボーちくわんを付けて、身内であれば気になるような仕掛けをしたつもりです。

 

■1日ごとのアクセス数と直帰率

続いて、1日ごとのアクセス数の推移を見てきます。解析の対象とした期間は、2011年7月1日~2012年2月29日迄です。

アクセス数と直帰率の日別推移

折れ線グラフの黄色線はアクセス数(Traffic)、灰色線は直帰率(Bounce rate)をそれぞれ示しています。

※直帰率とは、検索エンジンからrichBridge内のあるページに辿り付き、そこから他の記事を見る事無く別のホームページやブラウザを閉じてしまった割合の事を指しています。つまり、直帰率が高いという事は、「あーつまんね」と、他の記事を見ることを止めている可能性が高い可能性を示しています。一般的に直帰率は低いほど良い!と思って下さい。

この図を見ると、2011年7月にブログが開設以来、一日大体2,3クリック、多くても10クリックでしたが、Oct-2011、つまり去年の10月辺りから急激に伸びています。

その後去年の11月~12月をピークに少し減っていますが、それでも一日あたり20~60クリックを維持してる事が読み取れます。

Month Visits
1 Jul 2011 – 31 Jul 2011 221
1 Aug 2011 – 31 Aug 2011 146
1 Sep 2011 – 30 Sep 2011 276
1 Oct 2011 – 31 Oct 2011 1,435
1 Nov 2011 – 30 Nov 2011 1,576
1 Dec 2011 – 31 Dec 2011 1,060
1 Jan 2012 – 31 Jan 2012 1,079
1 Feb 2012 – 29 Feb 2012 913

上の折れ線グラフの表です。 月ごとの合計では、2011年10月と11月が多く、11月は1576アクセスと最強の月でした。

 

■月ごとの投稿数について

Date Posts
2012年3月 8
2012年2月 11
2012年1月 8
2011年12月 7
2011年11月 24
2011年10月 36
2011年9月 3
2011年8月 1
2011年7月 1

記事数ごとに見ていくと、アクセス数の多い月は当然記事数が多かった月です。

1.0≧|R|≧0.7 :高い相関がある
0.7≧|R|≧0.5 :かなり高い相関がある
0.5≧|R|≧0.4 :中程度の相関がある
0.4≧|R|≧0.3 :ある程度の相関がある
0.3≧|R|≧0.2 :弱い相関がある
0.2≧|R|≧0.0 :ほとんど相関がない

ちなみに要らないかもですが相関係数は、R=.83と、上の目安からして死ぬ程高い相関を示してます。以上の事から、記事が多ければ多い程アクセス数は伸びると言えます。

 

■訪問者様の使用ブラウザについて

Rank Browser Visits Visits (ratio)
1  Safari 4,116 61.38%
2  Android Browser 769 11.47%
3  Internet Explorer 767 11.44%
4  Chrome 754 11.24%
5  Mozilla Compatible Agent 203 3.03%
6  Firefox 76 1.13%
7  Opera 9 0.13%
8  Mozilla 3 0.04%
9  NetFront 3 0.04%
10  wp-iphone 3 0.04%

続いてブラウザ別のランキングです。

ブラウザとはインターネットを介してウェブサイトを見るためのソフトウェアの事を指します。

トップは『Safari』で、全体に占める割合がなんと60%オーバーと過半数を占めています。この事から代表や私がログインをしない状態で携帯から見まくっていることが明らかになりました。

 

SafariはMacOS、iPhone、iPadのオフィシャルなブラウザです。

MacとWindowsのシェアは、Macが約7%、Windowsが92%と10人に9人がWindowsを使ってます。

それにも関わらずSafariがトップという事は、richBridgeはiPhoneから最も見られている可能性が非常に高いです。

iPhoneユーザ向けの日記を書けば直帰率が下がるかもしれませんね。

ちなみに私はChromeユーザです。Chrome用にrichBridgeテーマがありますので、皆つかってネ!

 

 

■投稿者別の投稿数

投稿者別投稿数

次に投稿者別では代表が20回と最も多く、次いでnakamikashirohide04shingoucchiの順に投稿しています。

当番制の導入により、皆がたくさん書いて書いて、このレーダーチャートが円に近づくことを願っております。

投稿者の記事数割合(月別)

上のグラフは、月ごとに誰がどのくらい書いているかの割合を示しています。

一番下(2011-07)から上に見ていくと、はじめは灰色(OG-8)のみが書いてましたが、徐々に色がバラついてきてます。特に2011年10月は12人の人が書いてます。これが理想形です。

対象期間は2月まででしたが、このグラフのみ今月の10日間分を2012-03として出してます。いい感じでバラついてますね。

 

この調子でどんどんバラバラにしましょう!

 

これまで単純集計ばかり見てきましたが、メリハリが無いので、この辺でちょっと違う視点で見てみます。

Google AnalyticsによるsrichBridgeのブログ記事の解析データと、記事の属性情報が詰まったデータベースとを上の画像の様にSPSSで統合して分析してみました。

フットサルのブログでこんな大げさでバカバカしい事をするのは全国でもあまり無い試みです。では行きます。

 

 ■相関を見てみる

相関係数

ブログの文字数やタイトルの長さが、記事の人気ぶりと関係があるかどうかをPearsonの相関係数から調べてみます。

これにより、例えば記事の文字数と訪問者数は密接な関係がある!といった事がわかります。(でもなぜ関係があるのかは分からないのが相関分析です)

 

皆さんが書いたブログ記事の、

  • 文章量(content_cnum)
  • タイトルの長さ(Title_length)
  • クリック数(PV_num)
  • 訪問者数(Visits)
  • 平均滞在時間(AVG_time)
  • 直帰率(Bounce_rate)

の6つの要素(独立変数)それぞれにどういった関係があるかを見てきます。対象としたのは90記事です。

だぁーっとデータを流しこんで見ると、がちゃがちゃ数字が出てますが見るのは色が付いている部分だけです。

※黄色は1%水準、黄緑色が5%水準で有意でした。深緑は.09と10%でOKと見なしてます。

他は意味の無い数値です。何故意味が無いのか気になる方はこちらをご覧下さい。

 

そこでわかった興味深い事は……なんとゼロ!!!ZERO!!!0!!!!!残念!!!!!

唯一ありきたりでは無いものは、「タイトルの文字数と文章の文字数それぞれの長さには弱い相関がある」という事だけです。

関係があるといっても、どう関係があるのか検討が付きませんね。1%水準といえど、偶然では無いかとhrakは考えております。

あとは「クリック数が多い記事は訪問者数も多い」「平均滞在時間の長い記事は訪問者数も多い」「訪問者数の多い記事はついでに他の記事も見ていく」と、どれも至極当り前というか「そりゃそうだ」という面白くない結果が出るに留まりました。

 

 

■タイトルと内容の文字数が記事の人気度合いに与える影響

という訳でこのまま終わってしまうのもなんだか後味が悪いので、最後に回帰分析を試してみます。

 

簡単にいうと回帰分析とは「過去から今後を予測するための手段の一つ」です。

多変量解析とか重回帰分析などの用語の説明は省いて標準偏回帰係数(β値)のみ見て書きます。

※冒頭でも述べましたが、決定係数 .091で有意確率が全て10%を超えて変数の独立性が保てないので、以下に書いている事は全てジョーク記事です。

 

 

■記事タイトルの文字数

まずは、記事タイトルの文字数について見てみます。

タイトルの文字数とは文字通り、例えば「第7話 サウナのデザインをデッサンしてみた!」であれば22文字で、この22がクリック数とかとどういう関係なのかを見るという事です。

結果は以下の通り。

記事タイトルの文字数 = (.396 * クリック数) + (-.422 * 訪問者数) + (.110 * 滞在時間) + (-.028 * 直帰率) + 定数

 

上記式っぽいものそれぞれに掛け合わせている数値の大きさと、プラスかマイナスかの符号が意味を持っています。

式が意味するのはこういう事です。

  • 自分の記事のクリック数を増やしたいなら長いタイトルにしましょう。
  • 自分の記事へたくさんの人に来てもらいたいなら短いタイトルにしましょう。
  • ある人に長い時間記事をじっくり読んでもらいたいなら長いタイトルにしましょう。
  • 自分の書いた記事を最後に、サイトを出ていくのが嫌なら長いタイトルにしましょう。

はいくだらないですね。次行きましょう。

 

■記事の文字数

同様の方法で、今度は記事の文章量を見てみます。

記事の文字数 = (-.117 * クリック数) + (.014 * 訪問者数) + (.080 * 滞在時間) + (.062 * 直帰率) + 定数

上の式が意味するのはこういう事です。

  • 自分の記事のクリック数を増やしたいなら、ブログの文字数は少なくしましょう。
  • 自分の記事へたくさんの人に来てもらいたいなら、ブログの文字数は多くしましょう。
  • ある人に長い時間記事をじっくり読んでもらいたいなら、ブログの文字数は多くしましょう。
  • 自分の書いた記事を最後にサイトが出ていくのが嫌なら、ブログの文字数は少なくしましょう。

 

以上で第一部についてまとめます。

 

 

この記事では、データだけを用いて人気記事を書くためにどういった事が必要かを掘り下げました。

わかった事は以下の通りです。

  1. 記事のタイトルは釣られやすい大げさなものにしよう!(タイトルが並んでいる時に釣りタイトルの方がアクセス数は多い)
  2. 質より量。たくさん投稿しよう!(記事数が多い方が直帰率が下がり、アクセス数が増える)
  3. iPhoneを使ってる人が好きそうな内容にしよう!(Safariからのアクセスが第一位)
    例)おすすめアプリ紹介、Instagramで撮ってみたetc…
  4. 同一人物が何度も書くのでは無く、まんべんなく皆で書こう!
  5. たくさんクリックして欲しいor長時間読んで欲しいor自分の記事を最後に出ていかれたくないなら長いタイトルにしよう!
  6. たくさんの人に読んで欲しいなら手短なタイトルにしよう!
  7. たくさんクリックして欲しいor自分の記事を最後に出ていかれたくないなら短い文章でまとめよう!
  8. たくさんの人に読んで欲しいor長時間読んで欲しいなら長い文章にしましょう!
以上です。
後半の分析は科学的にオカシイ部分が含まれますが、こうやって具体化させると信憑性はともかく、「どうすれば人気記事が書けるか」が、よりはっきりとわかってくると思います。
第一部は数的なデータから強引に結論をまとめました。
実質的な本編となる第二部では、皆さんが書いた記事の言葉使い頻繁に登場する単語等から、計量テキスト分析を用いて「究極のrichBridge日記はこう書くべき!」を導きたいと思います。
例えば「ちくわとカレーとマツケンサンバについて肯定的に書けばアクセスアップマチガイナイ!」っていう具合に、ちょっとマヌケな科学的根拠を交えてやってみます。
これにて第一部を終了します。
こんな長い駄文に最後まで付き合ってくれてありがとうございました。

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